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カテゴリ:キットメーカー別 > Keyboys

ギリシャ空軍のTF-102 デルタダガーです。
1/144 Hellenic AirForce TF-102 Delta Dagger.

完成しました。

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冷戦期にアメリカで開発された要撃機で俗に言うセンチュリーシリーズのひとつになります。
今回作ったTF-102は複座練習型で、タンデム複座ではなく並列複座になっているのが特徴です。
機首の正面面積が増えたことにより音速を突破することが難しくなったようですが、教官と訓練生との意思疎通が図り易いというメリットがあります。
機首が太くなってエアインテークの位置も若干変更されているので元の単座型とは違う機種に見えます。

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キットはオオタキ製でKeyboysの複座コンバージョンキットを使用しています。
吊るし物はキット付属の主翼下の増槽のみになります。
昔のキットなので脚廻りとかも含めて全体的に古さを感じますが、ディテールは悪くないです。

F-102は開発国アメリカ以外ではギリシャとトルコで採用されていました。
今回作るにあたってトルコ空軍仕様も選択肢に入っていたのですが、国籍マークが手元に無かったのでギリシャ空軍仕様にしました。

マレーシア空軍のSu-30MKM "LIMA2013特別塗装機"です。
1/144 Royal Malaysian AirForce Su-30MKM "LIMA 2013".

完成しました。

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この塗装はLIMA(ランカウイ国際海洋航空博)2013の記念塗装バージョンです。
マレーシアで毎年開催されるLIMAはSu-30が身近に見られる数少ない航空ショーです。
ぜひ一度行って生のSu-30MKMの機動を見てみたいですね。

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前回、このSu-30MKMが一番好きな機体と言いましたがそれはマレーシア空軍が好きだという理由もあります。
マレーシアは少し前までは西側機ばかりを採用してきましたが、ここ最近はMig-29やSu-30を採用しつつも、Mig-29採用時にはF/A-18も同時に採用するという私の好きな東西両陣営の機体が混成した空軍なのです。

キットは通常塗装機と同じくkeyboys製です。
このキットの面白い所は推力偏向ノズルが可動できるようになっていて、後ろから見て左右のノズルがV字方向にグリグリと動きます。

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上の写真が説明書なのですが、ガンプラの可動式の関節と同じような仕組みで球体ジョイントではなく上下方向のみのジョイントに3Dパーツでできたノズルを嵌め込むようになっています。
飛行機の模型で可動する部分といえば普通は可変翼くらいですが、ノズルが可動するキットは他にはないのではないでしょうか。
可動させすぎると削れて緩くなってきそうなのであまり遊べませんが。

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前回の通常塗装機と並べてみました。

基本色は一緒に塗っていたのですが、途中で塗料が切れてしまい色を作り直したので若干色味が異なってしまいました。
あと記念塗装機の方は垂直尾翼の大判デカールを貼りやすくするために垂直尾翼を後から取り付けたため、塗装前段階でパテ埋めして取り付けた通常塗装機と違い胴体との間に隙間ができてしまったのが気になってしまいます。

今回の製作でキットへ加えた改修点をまとめておきます。


●ノーズが長すぎる感がしたのですこし短くした。
●機首右側面投光器の場所を削って前側へ移設。
●空中給油口ディテールアップ
●コックピット内ディテールアップ
 ⇒特に後席メーターフードをトランぺッターのキットから複製
●前脚扉自作
 ⇒付属のパーツがSu-27のシングルタイヤ用の幅だったのでダブルタイヤに対応した幅のものを自作。
●付属のバキュームキャノピーの断面がΩ型になっていないのでTrumpetterのSu-30キットから移植
●風防正面IRSTが小さい感じがしたので気持ち大きくした

いつもはここまで改修することもないのですが、今回は一番好きな機体ということでこだわって作りました。
やはり一番好きな機体だと製作のモチベーションもかなり上がりますね。
おかげで満足いく仕上がりになりました。

マレーシア空軍のSu-30MKMです。
1/144 Royal Malaysian AirForce Su-30MKM.

完成しました。

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Su-30MKMはSu-30MKのマレーシア向け輸出仕様で、基本的にはインド仕様のSu-30MKIと同じです。
私が一番好きな戦闘機はこのSu-30MKMで、ノーマルのSu-30フランカーに推力偏向ノズルとカナード翼がつくという中二病的な?カッコよさがいいですね。

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兄弟分のSu-30MKIとの違いは各部にアンテナが増設されているところです。
個人的にはこういったアンテナやセンサー類がゴツゴツと追加されているほど好きになります。

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目立つのは背中に配されたMAWSアンテナや機首側面のLWSアンテナなどで、これらは南アフリカにあるサーブアビトロニクス製です。
このように東側の機体に西側の電子機器が搭載され、東西折衷なのもまた魅力です。
それにHUDはフランスのタレス社製ですので、ちょっとヨーロピアンなテイストも混ざっています。

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キットはkeyboys製で、カナードは差し込んであるだけで接着してないので可動させられるようにしました。
キャノピーはトランペッターのキットから移植してあります。
エフトイズからも同じカナード付きのフランカーがでてますが、あちらはキャノピーが後方にいくにしたがって徐々に絞られていくという謎な設計になっているのでカッコよさは断トツでこちらです。

さて、並行製作している特別塗装バージョン機も間もなく完成ですので次回お楽しみに!


インド空軍のSu-30MKIです。
1/144 Indian AirForce Su-30MKI.

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インドは240機ものSu-30を運用している最大のフランカーユーザで、特にインドはカナード翼がついたMKIというタイプになります。

また、機番が100番以降の機体はインド国内のヒンダスタンでライセンス生産されているようです。

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キットはKeyboys製でワンフェスで入手したものです。
胴体、翼はレジンで脚などのパーツは3Dプリンタ製となっており、一部気になる箇所があったところを以下のとおり改造しています。

・機首側面の投光機の場所を削って前側に移設。
・空中給油口ディテールアップ。
・前脚扉がSu-27のシングルタイヤ用の幅だったので、ダブルタイヤに対応した幅の物を自作。
・付属のキャノピーの断面がΩ型になっていなかったので、トランぺッターのキットから移植。
・兵装もR-77、R-27等もトランぺッターのキットから流用。

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今回は来年発売されるエフトイズのフランカーシリーズにインド空軍のSu-30MKIがラインナップされていたので、当方の過去作でまだ紹介してなかった同機をエフトイズ発売前に先行して皆さんに晒しておきたいと思いブログにアップしました。

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